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「葛餅・くず餅」関東と関西の違い

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葛餅というお菓子。葛餅なのに「葛」を使ってないってどういうこと?関西の葛餅と関東の葛餅で、関東は「葛粉の葛」を使用していない?その差とはどこにあるのでしょうか?

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関東と関西で葛餅の違い

くず餅って関東と関西で違うパラ?

関西と関東の葛餅の違いを見比べていこう。


関西の葛餅の特徴

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黒蜜ときな粉をかけて食べる「くず餅」。関西でよく見かけるのは葛粉から作る「葛餅」です。葛粉の原料となるクズはマメ科の多年草で、全国の森に広く分布しており、その中でも奈良県にある吉野産は特に良質だとされ、この地域で加工された粉は「吉野葛」としても知られています。

関東のくず餅の特徴

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東京土産として定番のひとつくず餅ですが、漢字で書くと「久寿餅」であり、「葛餅」ではありません。和菓子の材料として高級な、「葛」。葛粉が高価なのは、クズは栽培に向かないためで、今でも大半は天然ものを採取しており、加工に手間がかかるためです。根をつぶし、水で洗って不純物を取り除き、下に沈殿したでんぷんを取り出し、日陰干しで乾燥させるという工程が必要なのです。

本来葛を使用するべき和菓子でも廉価量産するためにサツマイモデンプンを使用し、代用することもあります。東京の「久寿餅」はデンプンを使っておらず、「葛」を使っていた歴史もありません。東京土産の久寿餅は、亀戸天神にある「船橋屋」が有名で、1805年に亀戸天神の境内に生まれた「くず餅」は小麦粉を用いて作られました。関東で一般的に「くず餅」と呼ばれている菓子は、小麦粉を乳酸発酵させて蒸して固めたものなのです。

「葛」を「くず」にしたのはまぎわらしいから!

葛を使っていないのになぜ「くず餅」という名前がついたのかと言うと、東京都の東部などはかつて下総国葛飾郡と呼ばれていたが、良質な小麦の産地であることを生かし、庶民のお菓子として作られていたんだ。その地名から「葛餅」としたけど、関西に同じ名称の菓子がありことを知り、紛らわしいので「くず餅」や「久寿餅」の表記にした歴史を持つぞ。

関西は透明感、関東は白濁しているパラ。

関西の葛餅は原料に葛粉を使用しているけど、関東のくず餅の原料は小麦でんぷんを使用している。このため葛餅と表記せず「くずもち」、「くず餅」、「久寿餅」、「久寿もち」などと表記しているんだ。東西で食べ比べしてみると楽しいかもしれない!